「オンライン講座を売りたいけれど、どのサービスを使えば手元に多く残るの?」「月額0円のサービスと月額がかかるサービス、どっちが得?」――講座の販売先を選ぶときにいちばん気になるのは、手数料と月額料金ではないでしょうか。

この記事では、オンライン講座の売り方を5つの種類に分けて、手数料・月額・手間・機能で比べます。どの種類が得かは毎月の売上で変わるので、分かれ目の計算方法もあわせて紹介します。

結論:迷ったらこう選ぶ
  • 売上がまだ読めない、これから始めるなら月額0円から始められるサービス(手数料型、または0円のプランがある組み合わせ型)
  • 売上が増えてきたら、月額を払って手数料率が下がるプランのほうが手元に多く残る。分かれ目は「月額料金 ÷ 下がる手数料率」
  • 集客の入り口がないならマーケットプレイス型も選択肢。ただし価格のルールと、受講者の連絡先を持てるかを確認する
  • 比べるときは販売手数料+カード決済手数料+月額+振込手数料の合計と、コース・テスト・修了証など必要な機能がどのプランに入っているかを見る

オンライン講座の売り方は5種類

①講座マーケットプレイス型

たくさんのオンライン講座が並ぶサイトに、自分の講座を出品する方法です。サイトに来た人に見つけてもらえる可能性があります。

  • 良いところ:集客の入り口がある/販売ページや決済の仕組みを用意しなくてよい
  • 気をつけたいところ:ほかの講座と並べて比べられる/価格や割引のルール、手数料はサービス側が決めていることがある/受講者の連絡先を自分で持てないことがある

②手数料型の講座販売サービス(月額0円)

自分の販売ページを持ち、月額料金はかからない代わりに、売れたときに売上に対して手数料がかかるサービスです。

  • 良いところ:売れるまで固定費がかからない/価格は自分で決められる
  • 気をつけたいところ:売上が増えるほど、手数料で引かれる金額も大きくなる/集客は自分で行う

③月額型・組み合わせ型のオールインワン・プラットフォーム

月額料金のプランを選ぶと、売上にかかる手数料が下がる(またはかからない)サービスです。講座の販売に加えて、会員制の月額課金、メール配信、LPなどが1つにまとまっていることが多い種類です。

  • 良いところ:売上が大きくなるほど手元に多く残る/販売のあとのフォローまで1か所でできる
  • 気をつけたいところ:売上が少ないうちは月額料金が負担になる/機能や上限がプランごとに分かれている

④WordPress+会員・決済プラグイン

レンタルサーバーにWordPressを入れ、会員・決済・講座のプラグインを足して自分で販売サイトを作る方法です。

  • 良いところ:見た目や機能の自由度が高い/ブログと一緒に運営できる
  • 気をつけたいところ:サーバー代、有料プラグイン、更新作業やセキュリティ対策が続く/動画を安全に配信する仕組みは別に用意することが多い

⑤汎用ツールの組み合わせ

動画共有サービスの限定公開、決済リンク、メール配信サービスなどを組み合わせて販売する方法です。

  • 良いところ:手持ちのツールですぐ試せる
  • 気をつけたいところ:限定公開のURLが共有されると、買っていない人にも見られてしまう/「誰が買ったか」と「誰が見られるか」を手で合わせる必要がある/受講の進み具合が分からない

【比較表】5種類を手数料・月額・手間・機能で比べる

同じ種類でもサービスによって差があるため、ここでは一般的な傾向として見てください。

比較項目 ①マーケット
プレイス型
②手数料型 ③月額・組み合わせ型 ④WordPress
+プラグイン
⑤汎用ツール
の組み合わせ
月額料金 かからないことが多い 0円 かかる(0円のプランがあるものも) サーバー代+プラグイン代 ツールごとにかかる
売上にかかる手数料 高めのことがある 中〜高め 低め(プランで下がる) 決済サービスの手数料のみ 決済サービスの手数料のみ
価格を自分で決められるか ルールがあることも 決められる 決められる 決められる 決められる
集客の入り口 サイトにある 自分で行う 自分で行う 自分で行う 自分で行う
受講者の連絡先 持てないことがある 持てることが多い 持てることが多い 持てる ツールに分かれる
購入者だけが見られる仕組み ある ある ある プラグインで対応 限定公開URL頼み
章立て・進み具合・テスト サービスによる サービスによる そろっていることが多い プラグインで足す ほぼない
月額の会員制(サブスク) できないことが多い サービスによる できることが多い プラグインで対応 決済サービスで対応
始めるまでの手間 少ない 少ない 少ない 多い 中

手数料型と月額型、どちらが得かの計算方法

「月額0円で手数料が高め」と「月額がかかるが手数料が低め」のどちらが得かは、毎月の売上で決まります。分かれ目になる売上は、次の式で出せます。

分かれ目の売上 = 月額料金 ÷ 下がる手数料率

月の売上がこの金額を超えるなら、月額料金を払うほうが手元に多く残ります。下回るなら、月額0円のほうが得です。

LearnLoomの料金で計算すると、次のようになります。販売手数料はフリープランが6.4%、有料プランが1.4%なので、有料プランにすると手数料率が5%下がります(カード決済手数料の約3.6%はどのプランでも同じです)。

比べるプラン 月額の差(税込) 下がる手数料率 分かれ目の月の売上
フリー → ビギナー 2,980円 5% 59,600円
フリー → スタンダード 9,800円 5% 196,000円

ただし実際には、手数料だけでなく使いたい機能でプランが決まることもよくあります。たとえばLearnLoomでは、動画を章立てにまとめた「コース」の販売はビギナープランからです。売上別の手取りの早見表は、販売手数料と手取りの計算ガイドにまとめています。

販売プラットフォームの選び方|7つのポイント

ポイント1:手数料と月額は「合計」で比べる

販売手数料、カード決済手数料、月額料金、振込手数料の4つを足して比べましょう。想定する月の売上で一度計算してみると、どのサービスが合うかがはっきりします。

ポイント2:売り方の種類に対応しているか

動画を1本ずつ売る、複数の動画をまとめた講座(コース)として売る、月額の会員制で見放題にする――やりたい売り方がそのサービス(プラン)でできるかを確認しましょう。

ポイント3:買った人だけが見られる仕組み

購入した人だけが見られるか、「購入から30日間」のような見られる期間を決められるかは、講座の価値を守るために大切です。

ポイント4:学びを支える機能

章立て、受講の進み具合の記録、確認テスト、修了証などがあると、受講者が最後まで学びやすくなります。どのプランから使えるかもあわせて見ておきましょう。

ポイント5:価格と受講者の情報を自分で持てるか

価格や割引を自分で決められるか、受講者の連絡先を確認できるかは、次の講座を案内するときに効いてきます。

ポイント6:入金のタイミングと振込の条件

売上がいつ口座に入るのか、振込の最低金額や手数料はいくらかも、資金の回り方に関わります。

ポイント7:集客と販売後のフォロー

講座の紹介ページ(LP)、メール配信、紹介(アフィリエイト)の仕組みなど、売る前と売ったあとの機能が同じ場所にあると、ツールを増やさずに済みます。

よくある失敗
  • 手数料率だけで決める:月額料金や振込手数料を足すと、思っていたより手元に残らない
  • 売上が増えても同じプランのまま:分かれ目を超えているのに、高い手数料を払い続けている
  • 限定公開URLで売る:URLが広まって、買っていない人にも見られてしまう

目的別のおすすめ

はじめての講座で、まずは売れるか試したい → ②手数料型、または0円のプランがある③

売れるまで固定費がかからないので、赤字の心配がありません。売上が分かれ目を超えたら、月額のプランに切りかえましょう。

SNSやメールで案内できる相手がいる → ③月額・組み合わせ型

自分で集客できるなら、手数料が低いプランのほうが手元に多く残ります。講座の販売と月額の会員制、メール配信をまとめて運営できます。

集客の入り口がまったくない → ①マーケットプレイス型

見つけてもらえる場所がほしい場合の選択肢です。並行して、自分のSNSやメールの読者を少しずつ増やしておくと、あとで自分のサイトでも売れるようになります。

独自の仕組みにこだわりたい → ④WordPress+プラグイン

サーバーやプラグインの管理を自分でできる方に向いています。動画を安全に配信する方法は先に決めておきましょう。

オンライン講座の販売を0円から始めよう

LearnLoomのフリープランなら初期費用0円・月額0円で動画を販売できます。
コースの販売はビギナープラン(月額2,980円・税込)から。

LearnLoomで講座を販売する場合

LearnLoom(ラーンルーム)は、上の分類では③組み合わせ型のオールインワン・プラットフォームにあたります。月額0円のフリープランがあり、有料プランにすると販売手数料が下がります。

プラン別の手数料と、講座販売に関わる上限

プラン 月額(税込) 販売手数料 合計手数料の目安 動画 コース
フリー 0円 6.4% 約10% 4件 作れない
ビギナー 2,980円 1.4% 約5% 20件 5件
スタンダード 9,800円 1.4% 約5% 50件 10件
ビジネス 30,000円 1.4% 約5% 100件 30件
エンタープライズ 55,000円 1.4% 約5% 300件 60件

販売手数料は税込の販売価格に対してかかります。合計手数料の目安は、カード決済手数料(国内カードで約3.6%)を足したものです。動画やコースを購入する人の人数に上限はありません。

計算例:税込11,000円の講座が1件売れた場合(有料プラン)
販売価格(税込) 11,000円
カード決済手数料(約3.6%) 約396円
販売手数料(1.4%) 154円
売上として残る金額 約10,450円

同じ講座をフリープランで売った場合は、販売手数料が6.4%(704円)になり、残る金額は約9,900円です。売上は、お客さまの支払いから14日たつと1,000円から振込を申請でき、振込1回ごとに手数料500円がかかります。

講座販売で使える主な機能

  • 動画の単品販売:フリープランから。購入した人だけが見られます
  • コース:動画を章ごとに並べて1つの講座に。無料プレビュー、受講の進み具合の記録に対応(ビギナープランから)
  • 購入後の視聴期間:「購入から30日間」のように、1日〜3650日の間で決められます
  • テスト・課題・修了証:確認テスト、レポートの提出とフィードバック、PDFの修了証(ビギナープランから)
  • 月額の会員プラン:会員だけが見られる動画・コースを用意して、月額・年額で販売(フリープランから)。会員向けにコースの割引クーポンも作れます
  • 集客とフォロー:LP作成・メール配信・ステップメール(ビギナープランから)、アフィリエイト(フリープランから)
先に知っておきたいこと
  • フリープランでは、コースの作成・販売、テスト、修了証、LP、メール配信は使えません(ビギナープランから)
  • マーケットプレイス型ではないので、講座の案内は自分のSNS・ブログ・メール・LPなどから行います
  • 有料で販売するには、特定商取引法に基づく表記(販売者の名前・連絡先など)の入力が必要です

コースの作り方はコースの作り方(ヘルプ)、売上の受け取り方は売上・決済ガイド(ヘルプ)をご覧ください。

よくある質問

オンライン講座の販売プラットフォームにはどんな種類がありますか?

大きく5種類あります。①講座マーケットプレイス型(たくさんの講座が並ぶサイトに出品する)、②手数料型の講座販売サービス(月額0円で、売れたときに手数料がかかる)、③月額型・組み合わせ型のオールインワン・プラットフォーム(月額を払うと手数料が下がる)、④WordPress+会員・決済プラグイン、⑤動画共有サービスの限定公開と決済リンクなど汎用ツールの組み合わせです。

手数料型と月額型は、どちらが得ですか?

毎月の売上で決まります。売上が少ないうちは月額0円の手数料型が安心で、売上が増えると月額型のほうが手元に多く残ります。分かれ目は「月額料金 ÷ 下がる手数料率」で計算できます。LearnLoomの場合、フリープラン(月額0円・販売手数料6.4%)とビギナープラン(月額2,980円・1.4%)の差は5%なので、月の売上が59,600円を超えるとビギナープランのほうが得になります。

講座マーケットプレイスに出すのと、自分のサイトで売るのはどちらがいいですか?

集客の入り口がまだない場合は、マーケットプレイスで見つけてもらえる可能性があります。ただし、ほかの講座と並べて比べられる、価格や手数料のルールがサービス側で決まっていることがある、受講者の連絡先を自分で持てないことがある、といった点に注意が必要です。SNSやメールで案内できる相手がいるなら、自分のサイトで売るほうが価格もお客さまとの関係も自分で決められます。

オンライン講座の販売で、手数料以外にかかるお金はありますか?

主に、サービスの月額料金、売上を口座に移すときの振込手数料、自分のドメインを使う場合のドメイン代があります。LearnLoomでは、振込は1回500円で、売上はお客さまの支払いから14日たつと1,000円から申請できます。

LearnLoomの販売手数料はいくらですか?

税込の販売価格に対して、フリープランは6.4%、有料プラン(ビギナー・スタンダード・ビジネス・エンタープライズ)は1.4%です。別にカード決済手数料が国内カードで約3.6%かかるので、合計の目安はフリーで約10%、有料プランで約5%です。たとえば有料プランで税込11,000円の講座が売れると、手数料を引いた売上は約10,450円です。

LearnLoomのフリープランでコースを販売できますか?

フリープランでできるのは、動画を1本ずつ販売することと、月額の会員プランです(動画は4件まで)。複数の動画を章立てにまとめた「コース」の作成と販売は、ビギナープラン(月額2,980円・税込、コース5件まで)からです。

購入者の人数に上限はありますか?

LearnLoomでは、動画やコースを購入する人の人数に上限はありません。どのプランでも同じです。人数の上限があるのは、管理者・スタッフと、月額の会員プランに入っている会員の合計です。

まとめ:手数料は「率」と「月額」をセットで比べる

オンライン講座の売り方は、①マーケットプレイス型 ②手数料型 ③月額・組み合わせ型 ④WordPress+プラグイン ⑤汎用ツールの組み合わせの5種類です。どれが得かは毎月の売上で変わり、分かれ目は「月額料金 ÷ 下がる手数料率」で計算できます。

はじめは月額0円で小さく始め、売上が分かれ目を超えたら手数料の低いプランへ――という進め方なら、固定費の心配をせずに続けられます。

この記事のポイント
  • オンライン講座の売り方は大きく5種類
  • 費用は販売手数料・カード決済手数料・月額・振込手数料の合計で比べる
  • 分かれ目の売上 = 月額料金 ÷ 下がる手数料率
  • LearnLoomは販売手数料がフリー6.4%・有料1.4%。フリー→ビギナーの分かれ目は月59,600円。コースの販売はビギナーから

LearnLoomの料金

月額・税込/初期費用0円

  • フリー
    0円/月

    動画4本コースなし会員10人まで販売手数料6.4%

  • ビギナー
    2,980円/月

    動画20本コース5件会員20人まで販売手数料1.4%

  • スタンダード人気
    9,800円/月

    動画50本コース10件会員100人まで販売手数料1.4%

  • ビジネス
    30,000円/月

    動画100本コース30件会員300人まで販売手数料1.4%

  • エンタープライズ
    55,000円/月

    動画300本コース60件会員600人まで販売手数料1.4%

動画やコースを買う人(購入者)の人数に上限はありません。販売手数料とは別に、カード決済手数料(約3.6%)がかかります。プランはあとからいつでも変えられます。

あなたの講座を、手元に多く残る形で

LearnLoomなら月額0円のフリープランから動画を販売できます。
売上が増えたら、販売手数料1.4%の有料プランへ切りかえられます。

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