「オンラインサロンを始めたいけれど、どのサービスで開けばいいのか分からない」「無料のグループで始めるのと、専用のサービスを使うのは何が違うの?」――オンラインサロンを準備していると、最初に迷うのがプラットフォーム選びです。

この記事では、オンラインサロンを開く方法を5つの種類に分けて、費用・手数料・手間・機能の面から比べます。特定のサービス名ではなく「種類」で比べるので、いま候補にしているサービスがどの種類にあたるかを当てはめながら読んでみてください。

結論:迷ったらこう選ぶ
  • 毎月の会費を自動で集めて、限定動画やお知らせまで1か所で回したいなら「サロン専用プラットフォーム(オールインワン型)」
  • まず数人で試すだけなら「SNSの無料グループ」でもよい。ただし集金と退会の管理は手作業になる
  • 集客まで任せたいなら「サロン掲載型」。手数料と、会員の連絡先を自分で持てるかを先に確認する
  • 比べるときは「月額料金+販売手数料+カード決済手数料」の合計と、会員数の上限をセットで見る

オンラインサロンのプラットフォームは5種類

オンラインサロンに必要なのは、大きく分けて「会費を集める」「会員を管理する」「限定コンテンツを届ける」「会員同士が交流する」「お知らせを届ける」の5つです。どの種類を選ぶかで、これらを1か所でできるのか、いくつかのサービスを組み合わせるのかが変わります。

①SNSの無料グループ+手作業の集金

SNSのグループ機能で交流の場を作り、会費は振込や決済リンクで集める方法です。今日からでも始められるのがいちばんの良さです。

  • 良いところ:費用がほぼかからない/会員がふだん使っているSNSなので参加してもらいやすい
  • 気をつけたいところ:集金・未払いの確認・退会した人を外す作業が手作業/投稿が流れて、過去の動画や資料が探しにくい/SNS側の仕様変更の影響を受ける

②チャット・コミュニティのツール+決済サービスの組み合わせ

会話用のチャットツールやコミュニティツールに、月額課金ができる決済サービスを組み合わせる方法です。使い慣れたツールを活かせます。

  • 良いところ:交流のしやすさを優先できる/決済まわりは決済サービスに任せられる
  • 気をつけたいところ:「お金を払った人」と「グループに入っている人」がつながっていないため、入会・退会のたびに手で招待・削除が必要になりやすい/ツールごとに費用と管理画面が分かれる

③サロン掲載型(たくさんのサロンが並ぶサイトに出す)

多くのオンラインサロンが一覧で並ぶサイトに、自分のサロンを出す方法です。サイトに来た人に見つけてもらえる可能性があります。

  • 良いところ:集客の入り口がある/会費の集金や入退会の仕組みが用意されていることが多い
  • 気をつけたいところ:集客の仕組みがある分、売上にかかる手数料が高めのことがある/ほかのサロンと並べて比べられる/会員の連絡先を自分で持てるか、ほかのサービスに移るときにどうなるかはサービスによって違う

④サロン・会員制サイトの専用プラットフォーム(オールインワン型)

会費の自動課金、会員管理、限定動画の配信、交流の場、メールなどのお知らせを、1つのサービスにまとめたものです。自分のサロンのページを持ち、集客は自分のSNSやブログから行います。

  • 良いところ:入会・退会・会費の支払いが自動でつながる/動画や資料が積み上がって探しやすい/管理画面が1つで済む
  • 気をつけたいところ:集客は自分で行う必要がある/使える機能や人数の上限が料金プランで決まっていることが多い

⑤WordPress+会員プラグイン、または独自開発

自分のサーバーにWordPressを入れて会員・決済のプラグインを足す方法や、制作会社に一から作ってもらう方法です。

  • 良いところ:見た目や機能を自由に作り込める
  • 気をつけたいところ:サーバーの契約、更新作業、セキュリティ対策を自分(または外注先)で続ける必要がある/動画配信や交流の場は別に用意することが多い/費用と準備期間がいちばん大きい

【比較表】5種類を費用・手数料・手間・機能で比べる

5つの種類を、よく比べられる項目で一覧にしました。同じ種類でもサービスごとに差があるため、ここでは一般的な傾向として見てください。

比較項目 ①SNSの
無料グループ
②チャット
+決済
③サロン
掲載型
④専用
プラットフォーム
⑤WordPress
・独自開発
初期費用 ほぼ0円 低い 低い 低い(0円のものも) 中〜高い
毎月の費用 ほぼ0円 ツールごとにかかる 手数料が中心 月額+手数料(0円のプランも) サーバー・保守費
売上にかかる手数料 決済方法による 決済サービスの手数料 高めのことがある プランで変わることが多い 決済サービスの手数料
月会費の自動課金 手作業 できる できることが多い できる プラグイン・開発で対応
入会・退会の管理 手作業 手作業になりやすい 自動のことが多い 自動 作り方による
限定動画・資料 流れやすい 別に用意 サービスによる まとめて置ける 別に用意することが多い
集客の入り口 自分のSNS 自分で行う 掲載先にある 自分で行う 自分で行う
会員の連絡先を自分で持てるか 持ちにくい ツールによる サービスによる 持てることが多い 持てる
始めるまでの手間 とても少ない 中 少ない 少ない 多い
「安さ」は人数と売上で変わる

会員が数人のうちは①の無料グループがいちばん安く見えます。ところが会員が増えると、集金や入退会の確認にかかる時間が大きな負担になります。お金だけでなく「毎月どれだけ手作業が残るか」も費用の一つとして考えましょう。

選び方の7つのポイント

候補のサービスを比べるときは、次の7つを順番に確かめると失敗しにくくなります。

ポイント1:毎月の会費を自動で集められるか

オンラインサロンは毎月の会費で成り立つ事業です。クレジットカードで毎月自動で会費を受け取れるか、年払いや「毎月1日に支払う」といった集め方を選べるかを確認しましょう。

ポイント2:お金は「月額+手数料」の合計で比べる

手元に残るお金は「会費の売上 −(販売手数料+カード決済手数料)− 月額料金 − 振込手数料」です。月額0円でも手数料が高ければ、会員が増えるほど差し引かれる金額は大きくなります。想定する会員数と会費で、実際に計算してみるのが確実です。

ポイント3:会員数の上限と、増えたときの費用

料金プランによって、登録できる会員数に上限があることがあります。運営スタッフも人数に数えるのか、上限を超えたら月額がいくらになるのかを先に見ておくと、あとで慌てずに済みます。

ポイント4:退会・休会の手続きがかんたんか

退会した人の会費を止める、グループから外す、といった作業が自動でつながるかは、運営の手間に直結します。会員が「しばらくお休み」できる休会の仕組みがあると、退会を減らす工夫にも使えます。

ポイント5:限定コンテンツと交流の場がそろうか

会員だけが見られる動画や資料を置く場所と、会員同士が話せる場所の両方が必要かを考えましょう。片方しかない場合は、別のサービスと組み合わせることになります。

ポイント6:会員への連絡手段(メール・LINE)

新しい動画の公開やイベントのお知らせを届けられるかは、続けてもらうために大切です。メールの一斉配信や、入会後に決まった順番で送るメール、LINEでのお知らせができるかを確認しましょう。

ポイント7:会員の情報が自分の手元に残るか

会員の名前や連絡先を自分で確認・書き出しできるかは、将来ほかのサービスへ移るときや、別の講座を案内するときに効いてきます。掲載型のサービスでは特に確認しておきたい点です。

よくある失敗
  • 月額0円だけを見て決める:会員が増えてから、手数料の合計が月額プランより高くなっていたと気づく
  • 人数の上限を見落とす:運営スタッフも数に入る仕組みで、思ったより早く上限に届く
  • 集金と交流を別々のツールにする:退会した人がいつまでもグループに残ってしまう

目的別のおすすめ

まずは数人の知り合いで試したい → ①SNSの無料グループ

反応を見るだけなら、費用をかけずに始められる無料グループで十分です。ただし、会員が増えるほど集金と管理の手作業も増えるので、移るタイミングを決めておきましょう。

会費・限定動画・交流をまとめて自動で回したい → ④専用プラットフォーム

本業の合間にサロンを運営する個人や、教室・スクールが会員制のサロンを開く場合に向いています。入会から会費の支払い、退会までが自動でつながるので、運営者は中身づくりに時間を使えます。

自分には集客の入り口がない → ③サロン掲載型

SNSのフォロワーやメールの読者がまだ少なく、見つけてもらう場所がほしい場合の選択肢です。手数料と、会員の連絡先を自分で持てるかを必ず確認しましょう。

会話の場をいちばん大事にしたい → ②チャット+決済

会員同士の会話が中心で、動画などのコンテンツは少ないサロンに向いています。入会・退会の手作業をどう減らすかを先に決めておくと安心です。

独自の仕組みや見た目にこだわりたい → ⑤WordPress・独自開発

決まった形のサービスでは足りない、はっきりした要件がある場合の方法です。準備の期間と、公開したあとの保守の費用まで見込んでおきましょう。

オンラインサロンを0円から始めよう

LearnLoomのフリープランなら初期費用0円・月額0円。
会員プランを作って、月額の会費をすぐに集め始められます。

LearnLoomでオンラインサロンを始める場合

LearnLoom(ラーンルーム)は、上の分類では④専用プラットフォーム(オールインワン型)にあたります。ここでは、オンラインサロンに関わる機能と、どのプランで使えるかを事実ベースでまとめます。

オンラインサロンで使える主な機能

機能 できること 使えるプラン
会員プラン(月額の会費) 月額・年額の会費をクレジットカードで自動課金。「加入日から30日ごと」か「月謝制(毎月1日)」を選べる フリーから
会員限定の動画 動画を会員だけが見られるように設定 フリーから(動画はフリー4件・ビギナー20件・スタンダード50件)
休会・退会 休会を認めるかをプランごとに設定。休会中は休会費に切り替え。退会後にいつまで使えるかも選べる フリーから
コミュニティ(メンバーシップルーム) 会員同士の交流の場 ビギナーから
メール配信・ステップメール 一斉配信と、決まった順番の自動配信(月の配信枠:ビギナー300通・スタンダード1,500通) ビギナーから
イベント・予約管理 オンライン交流会やセミナーの申し込みと参加費の受け取り ビギナーから
LINE公式アカウント連携 LINEでの一斉送信、問い合わせへの返信、リッチメニューなど スタンダードから
アフィリエイト(紹介) 会員さんなどからの紹介で集客 フリーから

会員数から見たプランの目安

LearnLoomの人数の上限は、管理者・スタッフと、会員プランに入っている会員の合計です。休会中の会員さんと、動画や講座を1回買っただけの人は数えません。運営者が1人の場合の目安は次のとおりです。

プラン 月額(税込) 人数の上限 運営者1人のときの会員数 販売手数料
フリー 0円 10名 9名まで 6.4%
ビギナー 2,980円 20名 19名まで 1.4%
スタンダード 9,800円 100名 99名まで 1.4%
ビジネス 30,000円 300名 299名まで 1.4%
エンタープライズ 55,000円 600名 599名まで 1.4%

販売手数料は税込の会費に対してかかり、別にカード決済手数料(国内カードで約3.6%)がかかります。合計の目安はフリーで約10%、有料プランで約5%です。

計算例:会費月3,300円(税込)・会員50名・スタンダードプランの場合
会費の売上(3,300円 × 50名) 165,000円
販売手数料(1.4%)+カード決済手数料(約3.6%) 約8,250円
月額料金(スタンダード) 9,800円
振込手数料(1回) 500円
手元に残る金額の目安 約146,450円

運営者1人+会員50名で合計51名になるため、ビギナー(20名まで)では足りず、スタンダード(100名まで)が必要になります。

先に知っておきたいこと
  • フリープランでは、会員同士のコミュニティ、メール配信、コースの作成は使えません(ビギナープランから)
  • LINE公式アカウント連携はスタンダードプランからです
  • 会員プランの会費はクレジットカード払いです
  • 有料で会員を募集するには、特定商取引法に基づく表記(販売者の名前・連絡先など)の入力が必要です
  • 集客の入り口(サロンが並ぶ一覧サイトのようなもの)を前提にしたサービスではないので、案内は自分のSNSやブログ、LINEなどから行います

サロンでの使い方をまとめたページはオンラインサロンオーナーの方へ、会員プランの作り方は会員プランの作り方(ヘルプ)をご覧ください。

よくある質問

オンラインサロンのプラットフォームにはどんな種類がありますか?

大きく5種類あります。①SNSの無料グループ+手作業の集金、②チャットやコミュニティのツール+決済サービスの組み合わせ、③サロン掲載型(たくさんのサロンが並ぶサイトに出す方法)、④オンラインサロン・会員制サイトの専用プラットフォーム(オールインワン型)、⑤WordPress+会員プラグインや独自開発です。会費の集め方、会員の管理、限定コンテンツ、交流の場をどこまで1か所にまとめたいかで選びます。

オンラインサロンのプラットフォームを選ぶとき、いちばん大事なことは何ですか?

毎月の会費を自動で集められるかと、お金の合計です。月額料金だけでなく、売上にかかる販売手数料とカード決済手数料を足した合計で比べてください。あわせて、会員数の上限と、退会・休会の手続きを運営者が手作業でしなくてよいかも確認しましょう。

手数料がいちばん安いのはどの種類ですか?

一概には言えません。月額0円で売上に手数料がかかる形と、月額を払うと手数料が下がる形があり、どちらが得かは毎月の売上で決まります。「月額料金 ÷ 下がる手数料率」で分かれ目の売上を出せます。LearnLoomの場合、フリープランは販売手数料6.4%、有料プランは1.4%で、どちらも別にカード決済手数料が約3.6%かかります。

SNSの無料グループだけでオンラインサロンは運営できますか?

少人数で試すことはできます。ただし、会費の集金、未払いの確認、退会した人をグループから外す作業がすべて手作業になります。投稿も流れていくので、過去の動画や資料を探しにくくなります。会員が増えてきたら、会費の自動課金と会員管理ができる専用プラットフォームへの移行を考えましょう。

LearnLoomでオンラインサロンを始めるのにいくらかかりますか?

初期費用0円、月額0円のフリープランから始められます。フリープランでも月額の会員プランを作って会費を集められ、販売手数料は6.4%(別にカード決済手数料が約3.6%)です。会員同士のコミュニティやメール配信を使うならビギナープラン(月額2,980円・税込)以上、LINE公式アカウント連携はスタンダードプラン(月額9,800円・税込)以上です。

LearnLoomで会員が100人になったら、どのプランが必要ですか?

人数の上限は、管理者・スタッフと会員プランの会員の合計で数えます。スタンダードプランは100名まで、ビジネスプランは300名までです。運営者1人で会員が100人なら合計101名になるので、ビジネスプラン(月額30,000円・税込)が必要です。休会中の会員と、動画や講座を1回買っただけの人は数えません。

会員が一時的にお休みできる「休会」は使えますか?

はい。LearnLoomの会員プランでは、休会を認めるかどうかをプランごとに設定でき、休会中は会費をプランで決めた休会費に切り替えられます。休会中の会員さんは人数の上限に数えないので、休会が増えても上のプランに上げる必要はありません。

まとめ:会費の自動化と「手数料の合計」で選ぶ

オンラインサロンのプラットフォームは、①SNSの無料グループ ②チャット+決済 ③サロン掲載型 ④専用プラットフォーム ⑤WordPress・独自開発の5種類に分けられます。どれが正解というより、会員数・集客の方法・どこまで手作業を減らしたいかで向き不向きが決まります。

比べるときは、月額料金だけでなく販売手数料とカード決済手数料を足した合計、そして会員数の上限を必ずセットで確認しましょう。

この記事のポイント
  • オンラインサロンのプラットフォームは大きく5種類
  • 選ぶときは「会費の自動課金」「手数料の合計」「会員数の上限」「退会・休会」「コンテンツと交流」「連絡手段」「会員情報」の7点
  • 会費・限定動画・交流をまとめて自動で回すなら専用プラットフォームが向く
  • LearnLoomはフリープラン(月額0円)から会員プランを作れる。コミュニティとメールはビギナーから、LINE連携はスタンダードから

LearnLoomの料金

月額・税込/初期費用0円

  • フリー
    0円/月

    動画4本コースなし会員10人まで販売手数料6.4%

  • ビギナー
    2,980円/月

    動画20本コース5件会員20人まで販売手数料1.4%

  • スタンダード人気
    9,800円/月

    動画50本コース10件会員100人まで販売手数料1.4%

  • ビジネス
    30,000円/月

    動画100本コース30件会員300人まで販売手数料1.4%

  • エンタープライズ
    55,000円/月

    動画300本コース60件会員600人まで販売手数料1.4%

動画やコースを買う人(購入者)の人数に上限はありません。販売手数料とは別に、カード決済手数料(約3.6%)がかかります。プランはあとからいつでも変えられます。

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会費の自動課金・会員管理・限定動画を1つにまとめて運営できます。

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